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<映画>こっぴどい猫
7月に書いてアップしてなかった記事を今頃アップです。

+++

こっぴどい猫観てきました!

+++

『こっぴどい猫』全国で上映。
http://koppidoi-neko.com/

観た後で読むととても興味深いインタビュー記事
  ■映画芸術DIARY 『こっぴどい猫』今泉力哉(監督)インタビュー
  http://eigageijutsu.com/article/284044977.html

+++


モト冬樹さんの生誕60周年記念映画。今泉力哉監督。

昨年公開されて札幌で上映された時から興味があって、東京に来るのを心待ちに。

本当、すごい笑ったし、なにしろセリフが日常で自然に染み込んだし、感動もしました。

「ダメ恋愛映画」で、途中笑い声が起きるって、楽しいですね。

結末を知った上でもう一回観ると、拾えるものが倍になるのではないかと思います。

世の中は女性の地に足のついた現実感としたたかさと、男性の無垢さと愚かしさで

まわっているのかもしれない...と思わせる映画でした。

いやそれは、作の今泉監督という男性から観た、男の姿、そして女の姿、なのかな。



今泉監督の作品とても好きなんだけど、

どうしてだろうって考えてたら、出てきた答えが、

押し付けも主張もない、というところかもしれないって、ふと。

ある部分を切り取ってスコープするように見せられて。

それでどうこうっていう、結論を突き付けない。

だからか、とても優しいって、感じるんです。


それでいて、監督が描きたいものとか、監督がこだわってる

人間の機微がすごくストレートに伝わってくるから、

観ていてとても気持ちがいい。


こういうことがあってさ、こうだったんだよね・・・、とか、

これって、どうなんだろうね、・・・・どう思う?とか

なんとなくこんなこと、感じてるんだよね・・・とか、

力抜いた語り、それを聞いて、

ああ、そうだったんだ・・・、って、いったん受け取って

丁寧に考えられる会話・・・、みたいな。ね。


なにか、そのしっぽり語り合っているようなテンションが、

私に合ってる。

感想文は、長くなるので以下に格納します。
+++++

今泉監督の作品の一番好きなところは、変なドラマチックさがないところなんです。
”ハッピーエンドの物語”にしないところ。
目的はそこではないというか。
物語というよりも「人」のちっぽけさを描いている、視点が、本当に好き。

ずっと続いていく日常の、あるコマを取り上げて、虫眼鏡で覗いている感覚。
日常だから、何もドラマチックではない。
けれど、人として等身大で、同じフィールドで展開しているお話だから感じられる
親しみと共感、そして涙と笑い、ちいさな希望があって。

今回の作品も、登場人物のほとんどが、どうにもできない現実を
受け取って終わっていくという。
現実の報われなさと、ひとりひとりのエゴと、ちいさな愛と、
そういうのがごっちゃごっちゃに絡まるなかで生きていく。

現実は決してドラマチックではなくて。思うようにもならないもので、
そのなかで折り合いをつけて生きていて。そしてそれは時に残酷で滑稽。

コメディのような、漫画のような場面もありながら。
可笑しさと、人間のどうしよもなさとかわいらしさ。

で、あったかいんです。
それが、いいんだろうな。

みんな自分のことで精いっぱい。そんな一人一人が、
笑ったり泣いたり怒ったり落ち込んだり幸せだったり、
その姿を見ていると、うまく言えないんですけど、「ああ、ありだな」と思えて。
なんだかんだ、人間って、こうだよね、って。
で、ふっと力が抜けて元気になれる。

+++

今泉監督作品の中の女性は、キリっとしていて美しく描かれてるなって思います。
けど、さよだけには「モテる女性のあざとさ、したたかさと弱さ」だけが
凝縮されている感じで、良かったです。
それが、ポイントなんだけど。

自分の利益のために翻弄させるだけさせておいて、「え。そんなつもりじゃないし。」って
サラっと言えちゃう怖いやつ。
いや・・・、翻弄させてるつもりはないんだろうな。
翻弄されている男たちがいるという。

いるいる、で、あるある。

そして、今泉監督作品で描かれる男性はいつも、
ダサくてどうしようもなくて、発言が妙にリアルで。
人間らしさがほんとかわいい。


主役のモトさん、喜怒哀楽の演技がよかったです。
まさに、それが全部見られます。
恋する60代男性のつぶらな瞳。
大人を気取っている小説家。そして父親の姿。
背中で語る姿。
怒りとともに本音をぶちまける、恐ろしい顔。
ああ、モトさんってこういう風情あるかたなんだなって。
うまくいえませんけれど。

DVDになるのかな、楽しみです。
この記事に対するコメント
ありがとうございます。
嬉しいです。ありがとうございます。今泉
【2013/01/22 22:41】 URL | #- [ 編集]


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